“普段使いが出来て、手ごろな値段で、美しい煌めきのアクセサリーが欲しい”
女性なら誰でも、心の奥にこんな願望がありますよね。
さらに、金属にアレルギーを持っている方なら、“素材を気にせず、デザインから選びたい”
lilmine(リルミーナ)は、そんな女性の気持ちを汲んだ、“銅”をメインとしたアクセサリー製作に取り組むブランドです。
1.lilmine-リルミーナの銅アクセサリーができるまで
銅は、ピンクゴールドに似た可愛い輝きを持つ素材です。
でも実際、“銅のアクセサリー”と聞いて、具体的にアクセサリーの色やデザインが頭に浮かぶ人はどのくらいいるでしょう。
私達が日常生活の中で、銅のアクセサリーを目にする機会が少ないのは、「素敵な輝きを持つ銅アクセサリーの魅力」に記述した通りです。
クレームや作り難さを懸念して、メーカーやクリエーターが敢えて手を加えない“銅”にLilmineは3つの対策をして素敵なアクセサリーへと変身させ、世に送り出しています。
1-1.酸化(黒くなる)対策
①デザイン面でのアプローチまずデザインを、暗色化しても決して見劣りのしない風合いを意識して、アクセサリーと共に時間を楽しむといった角度から構築します。(最初のピンクゴールド色から永遠的に色味を止めるのは。銅のみならず、他の素材でも不可能。ピンクゴールドから茶褐色に移った時にもアンティーク調として楽しませるデザインを提案します。)
②暗色化防止の加工
変色の主な原因は「酸化」によるもの。銅の元素と酸素が結びつかないようにする事で、酸化銅への変質は止めれます。その方法は様々で、全体を樹脂でコーティングする溶剤や、塗膜加工、…こういった書き方をすると敷居を高く見せてしまいますが、実はこの酸化防止溶剤は一般に市販されています。実際、この酸化は、SV925やK18にも起こる事なので、ごく普通に入手できるので、デザインや取り扱い方法の合ったものを選んでください。
(尚、どのような溶剤を使っても、擦れや使用頻度、使い方や汗などで塗膜はやがて破壊されていきます。ですので、「100%酸化防止」といった表現は溶剤の文句の通りに使うのは危険なのでご注意下さい)
1-2.ペンチやヤットコで曲げれないことへの対策
「ペンチやヤットコを使わない。」が答えになってしまうのですが、「手で曲げる」「巻きつける」「型を作る」「溶解させる(非一般的)」などの方法で作れる、洗練されたデザインを構成すれば解決します。通常のワイヤーアートなどと同じ切り口でいくと、この道具が使えない問題は解決しないのですが、新しい素材と付き合う以上、新しいデザインと作り方で取り組む、といったシンプルな結論が正解だと思います。1-3.一度曲げると元に戻らないことへの対策
これもシンプルになるのですが、作り手の技術改良とデザインをミニマムにする事で一発で形成する。といった簡単な結論が正解です。どんな素材を使っても試行錯誤のうえ、デザインは洗練され、適合し、手は上がり、質も上がる。この努力工程の向上は銅に限らずクリエイティブなものには不可欠なファクターですね。1-4.銅アクセサリーの作り方手順
- 1.デザイン構築
- 2.人が常に触れている空気中の元素溶剤の塗膜を使用して酸化防止。(安全面と暗色化への化学的アプローチ)
- 3.全デザインのパンチデータを作成。型に合わせて複数生産によるロットのズレを軽減
“銅のアクセサリー、
はい。とても優しい綺麗なアクセサリーとして普通にありますよ。“
lilmineは自信をもって、そう答えます。はい。とても優しい綺麗なアクセサリーとして普通にありますよ。“
2.『金属アレルギーの人が金属アクセサリーをつける』を考える
金属アレルギーに女性たちは十分悩みました。
今度は作る側が歩み寄る。
そんな思いを元にアクセサリーを提案しているLimineのアレルギー対策を紹介します。
2-1.lilmineの金属アレルギーへの取り組み
「シルバーはダメだけど金なら大丈夫」
「プラチナしかつけられない。」
「安いピアスはアレルギーがでる…」
「18金はダメだけど、SV925はいいんよね…」
金属アレルギーを持つ人に聞くと、いろんな意見が出てきます。
でも、これは、体感に基づく真実で、臨床に基づく事実ではない。
「誰も嘘をついてはいないけれど、みんな真実を言ってはいない。」というような感じです。
特に人は心理的な印象を強く持ちます。
なので、心理的に自分で決めてしまった「アレルギーだから…」の枠が、手に取る事から遠ざける一番の原因だったりします。
ここで念頭において頂きたいのは、Lilmineが主に「銅」を使ったアクセサリーを提案しているという事。
「銅」は『アレルギーを起こしやすい』と紹介するところもある素材ですが、高額なピンクゴールドに類推する本来の煌めきと安価な材料費から、多くの想いと加工を込めれる。
そんな角度からLilmineは「銅」に取り組んでいます。
「私は○○アレルギーだ」という幻想を消す工程を是非お読み下さい。
⇒有機酸で配合された中性性質の安全な化学溶剤で表面の酸化膜を除去。(銅の場合、10円玉色に酸化した膜を除去し、金属本来のピンクゴールド色に戻します。)
→表面のクリア溶剤は昨今のハンドメイドブームのなか多数市販されています。未使用の金属であっても中長期間製造から時間を経過していると自然酸化しているので、ニッケルでもSV925でもどの金属でもクリア加工は必須で、一旦金属の本来の状態に戻す事からアレルギーに向き合う準備をして下さい。
②酸化防止加工
⇒①空気中に含まれる安全な元素による化学膜を形成する加工。(①に書いたように金属は自然にも酸素と結合して酸化膜を形成します。それを遮断する為、金属の表面に安全な元素膜でコーティングする事で、酸素との接触・結合を軽減します)
→①同様、表面の化学膜溶剤は複数市販もされています。ご使用になる金属に相性のいい溶剤をクチコミ、問い合わせなどで選んでのご使用が可能です)
③自然素材による表面塗膜加工
⇒②を強化するイメージで、もう一膜の層を形成します。アクセサリーとしての用途を考えると塗膜の破れは想定される中、異なる種類の膜を形成し、酸化を防止するとともに金属の審美性を損なわない状態で二重の塗膜をはるので、金属が直接体に触れる事を軽減し、アレルギーの対策にもしています。
→多重に塗膜形成する場合は、それぞれの化学性質を考慮のうえ組み合わせをお考え下さい。無作為に選んでしまった場合、塗膜の形成に干渉したり、強度損失や形成不備などの予期せぬ不備を起こしかねません。
(肉眼で確認できない塗膜なので、パッチテストを行うなどここの検証はしっかりと行う必要があり、曖昧だとせっかくの加工をしているのに「嘘」とすら言われてしまうリスクをはらみます。)
④(ピアス金具など、特に体に緩衝する部分には)グラスコーティング加工を1本ずつ手塗り
⇒肉眼でも確認できる厚みの加工。グラス膜はある一定の硬さをもっており、それが破れる(割れる)まで、半永久的に塗膜を保持出来るので、その他の部分が暗色化してアンティークな味わいを帯び始めてもアレルギーを偶発しない構造にしています。コーティングに柔軟性がないので、アジャストのない固定部分のみの加工になり(ピアスフックなど)その部分は3重膜になりご安心頂けるように配慮しています。
→グラスコーティング膜も市販されています。ですが、肉眼で確認できる厚みがあるので、加工でムラや漏れが内容、施工時に注意が必要となります。グラスコーティングなのでそれ自体のアレルギーへの影響は少ないと考えられます。
これらを通常の商材に標準で整備しています。
『金属のイオン化』といった部分に着目してのアプローチで、このイメージでの創作は、実際、金属の種類を問いません。
上記のアプローチをする前提であれば、「自分が“○○のアレルギー”」と把握する事が重要ではないことがおわかり頂けますよね。
加工の方法も様々ありますが、これをご参考に、『金属』と『イオン化』を峻別して受け止める事は、快適なファッションライフの一段階目をクリアしていると考えます。
また、この方法は、買った商品、つまりユーザーの立場からも可能な部分もあります。
作る側がこういった取り組みをする事も重要ですが、快適なファッションライフには対応していない商材が先にある事が大半ですから、この「イオン化」などの原因を把握していれば、お手元にある状態で加工をする事は可能です。
など、受けて側も『金属アレルギー』の仕組みを把握してれば慌てずに穏やかに広い目線で商材と向き合う事が出来るようになります。
ここで、本来の正攻法でもある、自分のアレルギー性質を知っておく(専門医での検査結果)があれば、その快適性・安全性が有効な情報として生きてくる事になり『金属アレルギーの人が金属アクセサリーをつける』の解答になります。
そんな角度からLilmineは「銅」に取り組んでいます。
銅の安全性は、素敵な輝きを持つ銅アクセサリーの魅力:参照
「私は○○アレルギーだ」という幻想を消す工程を是非お読み下さい。
加工方法
①表面付着の不純物の除去加工⇒有機酸で配合された中性性質の安全な化学溶剤で表面の酸化膜を除去。(銅の場合、10円玉色に酸化した膜を除去し、金属本来のピンクゴールド色に戻します。)
→表面のクリア溶剤は昨今のハンドメイドブームのなか多数市販されています。未使用の金属であっても中長期間製造から時間を経過していると自然酸化しているので、ニッケルでもSV925でもどの金属でもクリア加工は必須で、一旦金属の本来の状態に戻す事からアレルギーに向き合う準備をして下さい。
②酸化防止加工
⇒①空気中に含まれる安全な元素による化学膜を形成する加工。(①に書いたように金属は自然にも酸素と結合して酸化膜を形成します。それを遮断する為、金属の表面に安全な元素膜でコーティングする事で、酸素との接触・結合を軽減します)
→①同様、表面の化学膜溶剤は複数市販もされています。ご使用になる金属に相性のいい溶剤をクチコミ、問い合わせなどで選んでのご使用が可能です)
③自然素材による表面塗膜加工
⇒②を強化するイメージで、もう一膜の層を形成します。アクセサリーとしての用途を考えると塗膜の破れは想定される中、異なる種類の膜を形成し、酸化を防止するとともに金属の審美性を損なわない状態で二重の塗膜をはるので、金属が直接体に触れる事を軽減し、アレルギーの対策にもしています。
→多重に塗膜形成する場合は、それぞれの化学性質を考慮のうえ組み合わせをお考え下さい。無作為に選んでしまった場合、塗膜の形成に干渉したり、強度損失や形成不備などの予期せぬ不備を起こしかねません。
(肉眼で確認できない塗膜なので、パッチテストを行うなどここの検証はしっかりと行う必要があり、曖昧だとせっかくの加工をしているのに「嘘」とすら言われてしまうリスクをはらみます。)
④(ピアス金具など、特に体に緩衝する部分には)グラスコーティング加工を1本ずつ手塗り
⇒肉眼でも確認できる厚みの加工。グラス膜はある一定の硬さをもっており、それが破れる(割れる)まで、半永久的に塗膜を保持出来るので、その他の部分が暗色化してアンティークな味わいを帯び始めてもアレルギーを偶発しない構造にしています。コーティングに柔軟性がないので、アジャストのない固定部分のみの加工になり(ピアスフックなど)その部分は3重膜になりご安心頂けるように配慮しています。
→グラスコーティング膜も市販されています。ですが、肉眼で確認できる厚みがあるので、加工でムラや漏れが内容、施工時に注意が必要となります。グラスコーティングなのでそれ自体のアレルギーへの影響は少ないと考えられます。
これらを通常の商材に標準で整備しています。
『金属のイオン化』といった部分に着目してのアプローチで、このイメージでの創作は、実際、金属の種類を問いません。
2-2.金属アレルギーでも金属のピアスやネックレスを楽むということ

加工の方法も様々ありますが、これをご参考に、『金属』と『イオン化』を峻別して受け止める事は、快適なファッションライフの一段階目をクリアしていると考えます。
また、この方法は、買った商品、つまりユーザーの立場からも可能な部分もあります。
作る側がこういった取り組みをする事も重要ですが、快適なファッションライフには対応していない商材が先にある事が大半ですから、この「イオン化」などの原因を把握していれば、お手元にある状態で加工をする事は可能です。
- ピアスフックの素材の確認→対応
- ピアスキャッチの素材→対応
- 金属イオンが雑菌を持たないよう清潔にする
- 酸化しにくい状態に保管する
アクセサリーの適切な保管方法:「輝きを保つアクセサリー使用後のお手入れ方法&正しい保管方法」参照。
など、受けて側も『金属アレルギー』の仕組みを把握してれば慌てずに穏やかに広い目線で商材と向き合う事が出来るようになります。
ここで、本来の正攻法でもある、自分のアレルギー性質を知っておく(専門医での検査結果)があれば、その快適性・安全性が有効な情報として生きてくる事になり『金属アレルギーの人が金属アクセサリーをつける』の解答になります。